はじめに
就職活動が頑張れない理由とは
そもそも就職活動を頑張る気になれないのはなぜなのかを整理してみましょう。理由は人それぞれ違うと思いますが、何社受けても内定がもらえなくて辛いとか、特にやりたい仕事がないので気持ちが乗らないなどの理由が多いのではないでしょうか。
たしかに、こうした状態ではモチベーションも上がりにくいですし、頑張るための理由を見つけることが難しくなります。就職活動に励むためにはまず頑張れない理由を考え、その理由に合わせて対処していくことが大切です。
目標を定めよう
何事でもそうですが、目標がないと人はなかなか具体的な行動を起こせないものです。就職活動でも同じですので、とにかく最初に目標を決めてしまいましょう。
なんとなくの漠然とした目標でもかまいません。良い会社に就職したいとか、もっと待遇の良い会社に入りたいとか、なんでもいいので目標を設定してその目標を達成するために就職活動を頑張るんだという気持ちになってみましょう。
これだけでも随分と変わってくるはずです。
人生設計をしてみる
就職活動は人生設計という観点からも非常に重要なものです。自分の人生を大きく左右するのが就職活動だと認識してみましょう。
就職活動を頑張るか頑張らないかで就職先も変わり、就職先が変われば人生も大きく変わります。自分の将来がかかっているのが就職活動なのです。
こう言うとプレッシャーに感じられるかもしれませんが、実際に就職活動は人生を決めるほどの影響力を持っていますので、頑張らないわけにはいきません。将来こんなふうに生きていきたいと人生設計をしてみて、その設計図通りに生きるためにはどんな企業に就職するべきなのかを考えてみましょう。
具体的な設計を
人生設計をするなら、なるべく具体的に設計するように心がけましょう。働いている間はどんな生活がしたいのか、退職後はどんな生活をしたいのか、どういう場所で暮らしたいのかなど、詳しく具体的に設計するほど目標が作りやすくなります。
人生設計がしっかりしていればどんな企業で働きたいのかも見えてきますし、こうした部分が具体的になればモチベーションも上がります。まだ若い学生のうちに具体的な人生設計をするのは難しいかもしれませんが、就活時期だからこそ必要とも言えますので、自分の将来について真剣に考えてみましょう。
就職活動で生涯年収が変わる
次にお金の面から、つまり経済的なことを見ていきます。
就職活動の結果によって就職する企業が変わるということは、自分の生涯年収も変わるということです。年収400万円の企業と、年収500万円の企業では単純計算で1年に100万円の収入さが生まれます。
これが何十年に渡って続けばその差は非常に大きくなり、人生設計にも大きな影響を与えることになります。生活するにはお金は必ず必要になるもので、お金のことを意識して就職活動するのは決しておかしなことではありません。
今頑張るかどうかで将来的な収入が変わってしまう、この点についてもしっかり意識しておきましょう。
お金の大切さを認識する
学生のうちはあまりお金について気にしたことがないかもしれません。ですがお金は生きていくうえで欠かせず、非常に大切なものです。
ないよりはあった方が選択肢も広がり、だからこそ多くの人が高待遇の企業への入社を目指すわけです。自分が最終的にどのくらいのお金を稼ぐことができるのか、つまり生涯年収を考えることはとても重要です。
就職活動は自己投資
就職活動というのは言ってしまえば自己投資に該当します。
就職活動を頑張れば頑張るほど自分に投資したことになり、その投資の結果は将来に返ってきます。投資が少なければ返ってくる利益も少なくなり、投資が多ければ返ってくる利益も多くなるわけです。
今は辛いかもしれませんが将来のために頑張るしかないだと考えるようにしましょう。自身を大きく成長させるために投資する必要があり、就職活動とは自己投資の絶好の機会なのです。
自分を高めるということ
自己投資というのは自分を高めることでもあります。就職活動で苦労すればするほどそれは自分の経験となり、将来必ず役立ってくれます。
社会人になれば学生時代よりもさらに辛いことや苦労することが待っているでしょう。そんな時も就職活動で頑張ったというのが自信になり、試練を乗り切るための原動力になってくれます。
まとめ
就職活動を頑張るのは大変なことで、時には気持ちが折れてしまうこともあるでしょう。ですが、就職活動は人生を形作るために重要なもので、将来を決める要素にもなります。
今就職活動を頑張れば将来報われる、その気持を常に持つようにしましょう。