はじめに

自分史の書き方②~自分が打ち込んできたことを書き出してみよう~

今まで自分自身がどんなことに打ち込んできたのか、これをリストアップするのが自分史作りのための第一歩です。何に興味がある、何のためにそれをやったか、など自分自身の行動を深く知ることが自分史のクオリティに繋がります。


今まで打ち込んできたことをリスト化

自分史を作るためには、自分自身の過去と向き合わなければいけません。過去にどのような行動を取ってきたのか、どのようなことを嫌だと感じたのか、これらを洗い出すことが良質な自分史に繋がります。

 

ただ、いきなり過去の嫌だったことを思い出すのはなかなかつらいものがあるので、これは後回しにするのが無難です。いきなり嫌なことを思い出してモチベーションが下がっては意味がないので、まずは自分が打ち込んできたことを洗い出します。両親に強制されてやったことなど、打ち込んだけど思い出したくない出来事もあるかもしれませんが、基本的には自分の意思で何かに取り組むものです。

 

そのため、何に打ち込んだかを知れば自分自身が何に興味を持ち、どのようなことを好むかをしっかりと把握できます。熱中具合はそれぞれ違うはずですが、とりあえず過去に打ち込んできたものは全て文字にして書き出してください。何らかの事情で思い出したくない出来事も、自己分析には役立つのでしっかりと書き出すのがポイントです。

共通点を見つけてみる

この書き出しに何の意味があるかですが、基本的な役目は共通点を探すことと動機を探ることです。飽きっぽい性格だと、書き出した内容に何の脈絡もないなんてケースも稀に存在しますが、基本的には何らかの共通点があります。打ち込んだ出来事自体の共通点であったり、自分自身や周囲の人たちの感情であったり、何らかの共通点を見出していく作業が重要です。

 

その打ち込んだことは自分自身のためにやっていたのか、それとも周囲の期待に応えるためにやっていたのか、これだけでも十分に自己分析に繋がります。この共通点を探るのと同時に、どうしてそれに打ち込んでいたのかを自分なりに考える作業も必要です。

 

面白かったといったシンプルな言葉ではなく、なるべく深く動機について考えてください。過去に野球に打ち込み、打ち込んだ動機が面白かったからという場合でも、実際にはまだまだ感情について深く掘れます。面白いという感情と人間関係に何らかの関係あったのか、自分自身の技術が上達するのが楽しかったのか、それとも技術で対戦相手に勝つのが嬉しかったのか、このように動機については深く掘り下げて考えるのが重要です。

 

自分自身がどのようなことを好んでいるのか、これは就職活動で理想の企業を探す上では絶対に必要なポイントです。ここを自分で把握できていないと合わない企業に就職するなんて恐れもあるので、まずは打ち込んできたことから自分自身の前向きな感情を引き出しましょう。

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