自己分析がどうして必要なのか

自分史の書き方①~自分史作成の必要性~

就職活動を始める大学生は、色々な壁にぶつかります。仮に売り手市場であっても困難が続くことに変わりはなく、全く苦労せずに就職活動を乗り切れる人などほとんど存在しません。そのような厳しい就職活動をどう乗り切り希望する会社に認めてもらうかですが、ポイントの1つは自己分析です。

 

自己分析は就職活動ではよく聞かれるキーワードですが、その必要性についてはなかなかイメージが浮かばないのも事実です。やれと言われたから自己分析をしてみる、このような姿勢ではなかなか結果は伴いません。どうして自己分析が必要なのか、それは自分自身について詳しく知っている場合と知っていない場合で大きく差が付くからです。

 

自分自身についてよく知らない場合でも、持っている資格や大学での実績であったり、面接での度胸などが理由で高く評価されるケースは珍しくはありません。そういう意味では、自己分析は内定を勝ち取るために絶対に欠かせないものではありません。絶対に必要ではないのにどうして自己分析が求められるのか、それは面接での受け答えでより深いレベルで受け答えするためです。

 

就職活動の面接でまず間違いなく尋ねられる質問が自己PRと志望動機であり、この受け答えだけでふるい落とされるケースも珍しくはありません。もちろん、他にも重要なポイントはいくつもありますが、やはり企業は自社に入りたいという熱意を持っている就活生を重視します。だからこそ、面接では絶対に押さえておきたい質問なのですが、ここで適切に答えるために必要なのが自己分析です。


就職活動には欠かせない

自己分析を全くしない場合、いくら頑張って受け答えのイメージトレーニングをしても、志望したきっかけ程度しか思い付かないのが普通です。御社の商品が昔から好きだったから、子供の頃からの夢だったから、など定番の答えは存在します。

 

しかし、これらの答えはかなり浅く、面接官から深く突っ込まれるとそれ以上の答えを引き出すのに苦労するでしょう。どうして深い答えが得られないか、それは自分自身のことをよく分かっていないからです。自己分析をして自分自身を知ることが面接という壁を乗り越える上で重要なポイントであり、また自己分析をすれば自分に合っていない企業を選ぶことも避けられます。

 

このような理由から自己分析は就職活動にはほぼ必須の要素であり、具体的には自分史を作成するのが有効です。自分自身の過去をまとめていくことが、自分自身を知り就職活動で結果を出すことに繋がります。

自己PRや志望動機ができたら誰かにチェックしてもらおう

自己PRや志望動機、面接など自分自身で「できた」と思っても必ず他の人からチェックしてもらってください。家族や友人では恥ずかしいと感じられる方は以下のようなサービスもございます。プロの目からアドバイスをもらうことができ、また就活の悩みも相談できるのでおすすめです。